看護師の仕事は、デスクワークもありますが、基本はほぼ立ち仕事です。
1日のうちに病室や検査室、更にはナースステーションを何度も往復することがありますし、患者さんを車イスからベッドに移動させる移動介助や、排泄介助なども必要になります。
さらには、患者からナースコールで呼ばれれば、すぐに駆けつけることも求められます。
そのため、体力に自信がなくては看護師の仕事は難しいのです。
また、看護師の人数が少ない病院では、急な欠勤があったときには、穴埋めのために急に夜勤を任されたりする場合もあります。
場合によっては、1週間の間に何度も夜勤を担当することもあります。
看護師は、出勤命令が出たときに、すぐ対応できるように体力を保つことが大切です。
看護師が体力作りをするには、ジムに通ったり筋トレをしたりといったことをイメージする人もいるでしょう。
ですが、ただ鍛えても体力はつきません。
忙しいからといって、手軽に食べられるインスタント食品やお菓子ばかりだと、体力作りに必要な栄養をとることができません。
毎日、バランスのいい食生活を心がけることも、体力作りには必要です。
また、1日の疲れを翌日まで持ち越すことは決していいことではありません。
お風呂上がりや就寝前にはストレッチやマッサージをして体をほぐすことにより、消耗した体力を回復させることができます。
体力作りでは、鍛えるだけではなく、消耗した体力を取り戻すことも必要なのです。